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『え?そんなことしてはったんですか』と定期的に感じる社長は成功する

継続してうまくいくことが大事

宝くじのような「単発で成功すること」や「短期的な大儲け」というのは、幸せにはつながらないと思います。逆に、自分や従業員そして家族など周りまでをも不幸にしてしまうことのほうが多いのではないでしょうか。また、そういった単発の儲けというのは、意図的にやろうとしたら、実はとても簡単なことだとも思います。あくまで一般論ですが、賢明な人は目指すべきではないでしょう。

やはり、中小企業経営者としての成功とは、「継続してうまくいくこと」だと思います。もちろんその中には、山あり谷ありなのは間違いありませんが。 そこで、私が今まで様々な中小企業経営者とお会いする中で感じた、「継続してうまくいっている人の共通項」を、今回と次回「同業者研究をしている会社が強い会社」で1項目ずつご紹介します。

見えない部分で継続した努力を続けている

最初の共通項は、「え?そんなことしてはったんですか」です。別のケースでは、「え?そんなことも出来はるんですか」です。そしてこれらが定期的に感じられる場合です。

つまり、私が思う継続してうまくいっている人の共通項の1つ目は、「見えない部分で継続した努力を続けている」です。  

例をいくつかあげてみます。

・今後こういった店舗展開も考えているんで・・・と、「書籍やセミナーで勉強」
・3年前に計画倒れになったこの商品なんやけど来年ぐらいから・・・と、「商品開発」
・この先の経済動向が読めへんし・・・と、「資格取得」
・頼まれてん、趣旨に賛同できるから・・・と、「会の役職」
・趣味の延長で気楽に・・・と、「本業につながる人脈形成」
・あまり人には言わんといてな・・・と、「同業者研究」
・日本マーケットだけで考えていると先細りやし・・・と、「外国語学習」
・メールもろくにできひんけどこれから絶対必要なはず・・・と、「最新IT機器の購入」

常に適切な目標設定

上記の例は、直に仕事に結びつく話ですが、そこまでいかなくても、音楽や絵画、スポーツ、陶芸などの趣味から間接的に仕事に結びつくものでもいいと思います。「見えない部分で継続した努力を続けている」とは、言い換えると、「目標がクリアーされそうになると、その直前には別の目標を設定して、常に適切な目標が自分の前にある状態をつくり続けている」ともいえます。ちょっと小難しい言い方に聞こえるかもしれませんが、現象面的に、「え?そんなことしてはったんですか」と定期的になるのは、実は常に目標を設定してそれをクリアーしていっているからではないでしょうか。

更に、その「真面目な姿勢」というのが、副次的な効果をもたらすことがあります。「目標を設定して、ほとんどの場合誰にほめられるのでもなく、地味にその目標をクリアーしていっているその生き様」というのは、共感を呼びます。従業員や取引先は、自ずと良い影響を受けます。また、同じような種類の人間を連れてくることにもなるでしょう。価値ある人と人とのつながりが形成されていくことになります。

2010.7.6執筆

(注)執筆当時の法律に基づいて書いていますのでご利用は自己責任でお願いします。

今村 仁

今村 仁

「節税は義務、納税は権利」がモットーです。
自分の半生について、取材を受けました。

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